Prince Rupert's Drop

水中に落ちた溶融ガラスはオタマジャクシの尾が細長くなったような滴型に冷却される。溶融ガラスを冷水に落とすと、滴の内部が熱いまま外側が急速に冷却される。最終的にガラスの内部まで冷却される頃には既に固体化している外側部分が内側に向かって収縮している。この収縮で外側部には非常に大きな圧縮応力がかかり、核部分は引張応力の状態となる。これは強化ガラスと考え方は同じである。
頭部はハンマーによる打撃にも耐えられるが、尻尾部を折ると全体が爆発的に破砕する。このように、非常に高い残留応力により特殊な性質を持つ。
尾の部分が破損すると、不定形の原子構造に蓄えられた巨大なポテンシャルエネルギーが解放され、それが超高速で材料中を伝播し破砕する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/オランダの涙